ラバー風木製キーホルダー作り方

ラバー風木製キーホルダーの作り方ガイド

木の質感を活かしながら、ラバーキーホルダーのような仕上がりに実現するための制作手順をまとめました。
初めての方でも安心して制作いただけるよう、データ準備から入稿設定まで丁寧に解説いたします。

こちらのガイドで対象となっている商品:
木製キーホルダー(商品ページへ)

1. デザインデータの準備

① 正面データ(柄図)の準備

  • 線画の色は 1 色に統一(例:黒)
  • 線画レイヤーと塗りレイヤーは必ず分けて作成してください。
    線画レイヤーと塗りレイヤーの例

② 白版(白インク)データの作成

木製キーホルダーの塗り部分に白インク(白版)を使用することで、印刷層が厚くなり、 立体感のある仕上がりになります。
この方法を用いることで、ラバー風の質感を再現し、塗り部分をより鮮明に浮き出るように表現できます。

作り方:

  1. 塗りレイヤーを複製します。
  2. 線画レイヤーを完全に非表示にし、塗りたい部分だけを残します。
    残した部分をすべて真っ黒で塗りつぶします。
  3. 同じサイズの背景透過 PNG として書き出します。

白版データのイメージ

③ 背面データの作成

両面印刷をする場合:

  1. 正面のデザインを左右反転します。
  2. 反転後のデザイン上に、線画と同じ色で塗り部分を作成し、文字やロゴを配置します。
    (※文字やロゴは反転後に配置してください。先に配置して反転すると鏡文字になります。)
  3. 背面には白版は不要です。

背面デザインの例

④ カットラインについて

  • 特殊形状にしたい場合は、自作カットラインをアップロードしてください。
  • 特にご希望がなければ、【カットラインとデザインの間隔】は0mmを選択してください。
    当社で自動的にカットラインを作成いたします。
    カットライン設定画面の例
  • ※ 外側の赤い線がカットラインです。

⑤ キーホール(穴)部分の色処理

木製キーホルダーのキーホール(穴)周辺は「木の地色」が見えるため、そのままだと色が欠けて見える場合があります。
そのため、キーホール(穴)周辺の木の地色が見えないように、線画と同じ色で作成した背景画像をアップロードしてください。

POINT背景の色(線画と同じ色)

キーホール周辺の背景色の例

BEFORE背景アップロード前

背景アップロード前の見え方

AFTER背景アップロード後

背景アップロード後の見え方

2. 注文時の選択項目

下記は、ラバー風木製キーホルダー制作時に使用した設定項目です。
制作の際の参考にしてください。

【白版についてお選びください】 → 白版を使用する(必須)
【白版の縮小を希望されますか?】 → 自動オフセットをする
【カット形状の選択】 → 画像の輪郭に沿った形状
【カットラインとデザインの間隔】 → 0mm
【背景効果】 → はい → お客様デザインの背景

3. 完成イメージ

  • プレビュー画像
    完成プレビュー画像
  • 実物写真
    実物写真

※ご注意:黄色のフィルムは保護シートです。ご使用前に剥がしてください。

保護フィルム付きの状態

4. 応用できる木製グッズ

この方法は、ほかの木製グッズにも応用できます。ぜひ別のアイテムでもお試しくださいね。

木製バッジ(商品ページへ)

木製チップ(商品ページへ)

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